王子ホール+観世宗家監修 「はごろも」~銀座の飛翔【まもなく開催】

2019/07/23
王子ホール

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今まで見たこともない『羽衣』が夏の銀座の夜に飛翔します。
古今東西、この美しいお伽噺は多くの人を魅了してきました。天女に心を奪われた漁師のように、クラシック音楽もまたこの能に心を奪われ、寄り添い、共に舞う・・・、そんな夏の月夜の夢を一緒に見ませんか?
1年後の7月24日はいよいよ東京オリンピックパラリンピック競技大会が開始されます。競技会場に近い銀座の地は多いに盛り上がっていることでしょう。プレ・オリンピック・イヤーに「東京アート&ライブシティ」がおおくりする、銀座に居を構える観世能楽堂と王子ホールの連携企画第2弾。



武田宗典(能楽師シテ方観世流)/篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)/森谷真理(ソプラノ)

武田宗典 Munenori Takeda(能楽師シテ方観世流)
1978年生まれ (公社)能楽協会会員。(一社)観世会理事。早稲田大学第一文学部演劇専修卒。父・武田宗和及び二十六世観世宗家・観世清和に師事。1980年初舞台、1988年初シテ、以後「石橋」「乱」「道成寺」「望月」等を披く。海外公演多数。2014年シアトルにて、能と現代オペラの二部作『Tomoe&Yoshinaka』を企画、主演を果たす。『武田宗典之会』主宰。舞台公演の他、「謡サロン」等の能楽講座を国内外で開催している。


篠崎“まろ”史紀 Fuminori Maro Shinozaki(ヴァイオリン)
愛称“まろ”。NHK交響楽団第1コンサートマスター。3歳より父にヴァイオリンの手ほどきを受ける。15歳の時に毎日学生音楽コンクール全国第1位。高校卒業後ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾り、その後ヨーロッパの主要コンクールで数々の受賞を果たす。1988年帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経て、97年に34歳でNHK交響楽団コンサートマスターに就任。以来“N響の顔”として国内外で活躍中。96年より東京ジュニアオーケストラソサエティの音楽監督、WHO評議会委員を務め、そのコンサートにも熱心に取り組んでいる。2014年、第34回有馬賞受賞。現在、桐朋学園大学及び東京藝術大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。


森谷真理 Mari Moriya(ソプラノ)
武蔵野音楽大学卒業、同大学院およびマネス音楽院修了。『魔笛』夜の女王でメトロポリタン歌劇場デビュー。その後『トゥーランドット』リューでの欧州オペラデビューを皮切りに、リンツ州立劇場専属歌手として『ラ・ボエーム』『ラ・トラヴィアータ』など数々の作品に出演のほか、ウィーン・フォルクスオーパーをはじめ欧米主要歌劇場で活躍。国内では、『リゴレット』ジルダ『後宮からの逃走』コンスタンツェ、『ラインの黄金』フライア、『ばらの騎士』元帥夫人などを務める。2018年6月には日生劇場『魔笛』パミーナで出演、今後はベルギーフレミッシュオペラ『サティヤーグラハ』ミス・シュレーゼン、19年東京二期会『サロメ』タイトルロールで出演予定。二期会会員。


開催日時

2019年7月23日(火) 18:00開演-20:00
*出演陣アフタートークあり


出演

シテ(天人):武田宗典/ワキ(漁師白龍):森常好
地謡:岡久広・山階彌右衛門・浅見重好・松木千俊・角幸二郎・木月宣行・武田文志・坂井音晴
後見:武田宗和・観世芳伸
笛:杉信太朗/小鼓:田邊恭資/大鼓:亀井広忠/太鼓:小寺真佐人
ヴァイオリン:篠崎史紀/ソプラノ: 森谷真理


スタッフ

作曲:加藤昌則/演出:田尾下哲/舞台:旅川能楽プロ/照明:大淵智徳
書:藤田雄大(王子ホールロビーにて藤田雄大展を実施)


チケット料金・入場料

全席指定6,000円


チケット等取扱

王子ホールチケットセンター 03-3567-9990
観世能楽堂 03-6274-6579
カンフェティ
TicketsToday
イープラス
ローソンチケット【Lコード:33233】


会場
王子ホール
備考

主催:文化庁「2019年度戦略的芸術文化創造推進事業」/東京アート&ライブシティ構想実行委員会
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京


会場住所

王子ホール
〒104-0061 東京都中央区銀座4-7-5