主催:国立映画アーカイブ 協力:株式会社橋本ピアノ
国立映画アーカイブ開館記念 映画を残す、映画を活かす。―無声映画篇―

NFAJプログラム No.6

映画初期に多数製作された無声映画は、当時、まだ映画保存の必要性がそれほど強く認識されていなかったことに加え、自然災害や戦禍などが重なったことにより、世界のどの国や地域においても残存率が低くなっています。本年4月の上映企画「国立映画アーカイブ開館記念 映画を残す、映画を活かす。」に続く本特集では、ちょうど100年前と90年前に製作された世界各国の7本(6プログラム)の無声映画に弁士の説明や生演奏を付け、公開当時の形態にできるだけ近づけて上映することにより、その素晴らしさや貴重さを観客の皆さんと共有し、次代へ継承したいと願っています。皆さまのご来場をお待ちしています。

開催日時

2018年10月16日(火)ー10月21日(日)

出演者

1.『囁きの合唱』The Whispering Chorus 1918年|アメリカ|監:セシル・B・デミル
伴奏:長谷川慶岳 はせがわ・よしたか (ピアノ)

2.『ぶどう月』Vendémiaire 1918年|フランス|監・脚:ルイ・フイヤード
伴奏:柳下美恵 やなした・みえ (ピアノ)

3.『成金』 1918年|東洋フィルム|監:ハリー・ウィリアムズ、トーマス栗原
『風雲城史』 1928年|衣笠映画聯盟=松竹下加茂|監:山崎藤江
弁士:澤登 翠 さわと・みどり
伴奏:湯浅ジョウイチ ゆあさ・じょういち (ギター)、鈴木真紀子 すずき・まきこ (フルート)

4.『のらくら兵』Tire au flanc 1928年|フランス|監・脚:ジャン・ルノワール
伴奏:田ノ岡三郎 たのおか・さぶろう(アコーディオン)

5.『東洋の秘密』Geheimnisse des Orients/ Secrets of the East 1928年|ドイツ=フランス|監・脚:アレクサンドル・ヴォルコフ
伴奏:新垣 隆 にいがき・たかし (ピアノ)

6.『エリソー』Элисо 1928年|ソ連|監・脚:ニコライ・シェンゲラーヤ
伴奏:神﨑えり こうざき・えり(ピアノ)

※各日2回目の上映が弁士・伴奏付きプログラムとなります。上映スケジュールなど詳細は、ホームページかプログラムをご確認ください。

スタッフ
入場料

★通常上映の回
一般520円/高校・大学生・シニア310円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブおよび東京国立近代美術館のキャンパスメンバーズは無料
★弁士・伴奏付き上映の回
一般1,050円/高校・大学生・シニア840円/小・中学生600円/障害者(付添者は原則1名まで)は無料/国立映画アーカイブおよび東京国立近代美術館のキャンパスメンバーズ料金あり(教職員500円、学生400円)

チケット等取扱

10月2日(火)10時より、チケットぴあにて全上映回の前売券(全席自由席・各100席分)を販売します。[Pコード:558-823]
購入方法や発券手数料等の詳細はホームページかプログラムをご確認ください。

日本でのチケット購入について

会場
国立映画アーカイブ
公式ウェブサイト
http://www.nfaj.go.jp/exhibition/silent201808/
備考
住所
〒104-0031 東京都中央区京橋 3-7-6
お問い合わせ
050-5541-8600

https://www.nfaj.go.jp/

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