展覧会詳細
場所を変えることで起こる変化は、馴染みのない、あるいは受け入れがたいものを見出すことから始まる。
何故受け入れがたいと思うのか考え、何とか自分に取り込もうとするならあるいは進歩と言える。
取り込んで消化して、別の何かが生まれてくることに期待する。
東京には東京のリアルがある。
江戸の頃から受け継がれた人々の嗜好をちりばめた町、片や利便性最優先の新しいもの。
政治の中心と皇居。災害と戦争の記憶。移住者。サブカルチャー。
そんな種々雑多が集まり暮らす空間。
その中に入ってオアシスを見つけ出そうという訳ではなく、又後世に残すべき風景を選んだつもりもない。
唯、これは描いてみようと思った東京の断片である。
兎角裏路地を好む自分としては、有名だから東京タワーではなく、予備知識なしでも「琴線に触れる」ものがあるだろうかと自分に問うて描くのみである。
その画面に何か新たなものが現れていたなら冥利に尽きる。
- 開催日時
2019年6月13日(木)〜25日(火)
日曜日休廊- 入場料
- 会場
- 日動画廊
- 公式ウェブサイト
- https://www.nichido-garo.co.jp/exhibition/2019/06/post-414.html
- 備考
日動画廊
- 住所
- 〒104-0061 東京都中央区銀座5-3-16
- お問い合わせ
-
03-3571-2553
nichido@nichido-garo.co.jp
http://nichido-garo.co.jp
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