ミュージカル『NINE』【東京公演】

2020/11/12～2020/11/29

演出・藤田俊太郎と主演・城田優が初タッグ！
伝説の作品に挑む！

イタリア映画界の名匠と名高いフェデリコ・フェリーニの自伝的作品「8 1/2（はっかにぶんのいち）」を原作に、アーサー・コピット（脚本）、モーリー・イェストン（作詞/作曲）といったブロードウェイの巨匠たちにより生み出されたミュージカル。1982年の初演当時のトニー賞にて実に10部門のノミネートを達成し、作品賞をはじめ、作詞・作曲賞、助演女優賞、衣裳デザイン賞、演出賞と計5部門で最優秀賞の座を射止めた本作。2009年にロブ・マーシャル監督、ダニエル・デイ=ルイス主演の豪華ハリウッド俳優陣で映画化された際には、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞等にノミネートされました。

そしてついに日本キャストでの上演が決定！
演出を手掛けるのは、ミュージカルや芝居のジャンルを越えて常に斬新なアプローチを続け、昨年はオフ・ウエストエンドのミュージカル『VIOLET』でロンドン演出家デビューも果たした大注目の気鋭、藤田俊太郎。フェリーニ自身の投影とも言われる主人公：グイド役には、確かな実力とカリスマ的な魅力で舞台、映像、音楽、更にはプロデュースや演出等多彩な才能を発揮する城田優。
他にも実力と華を兼ね備えたキャストが集結！

創作へのスランプに迷走する映画監督グイドと、彼を取り巻く様々な女たちとの「愛の物語」にどうぞご期待下さい。

STORY
創作スランプに陥った映画監督のグイド・コンティーニ（城田優）は、新作の撮影が迫っているにも関わらず、構想が浮かばず苦悩していた。

そんな中、結婚生活に不満を募らせた妻・ルイザ（咲妃みゆ）に離婚を切り出されてしまう。グイドは妻との関係修復とスランプ打開の為、ルイザを連れてベネチアへ逃亡。スパのマリア（原田薫）が誘うベネチアの温泉で癒しの時を過ごす筈が、グイドの新作と離婚危機スキャンダルを嗅ぎつけたマスコミが押しかけてきて休まる暇もない。その上、グイドの愛人・カルラが追って来て、妻との溝も深まるばかり。
挙句に映画プロデューサーのラ・フルール（前田美波里）が、アシスタントで評論家のネクロフォラス（エリアンナ）を伴い脚本の催促にやってきた。撮影は４日後に迫っている。

女性たちに翻弄され現実から幻想の世界へと迷い込んだグイドは、少年時代に戻り母（春野寿美礼）の元へ。さらには自身の性を目覚めさせた娼婦・サラギーナ（屋比久知奈）との出会いへと思いを馳せ、失った愛を追い求める。

迷走するグイドは、成功の鍵となる自身のミューズ、女優・クラウディア（すみれ）に新作映画への出演をオファーするが・・・