東京アート&ライブシティ参加劇場のチケット特別提供
女の一生

日本演劇史に燦然と輝く不朽の名作に、
大竹しのぶが初めて挑む大注目の話題作!

◆大竹しのぶ―『女の一生』出演への想い―
役者にとって、一つの役を演じ続けることができるのは幸せなことです。
何度でも、何度でも、より深く、より良くなるチャンスを与えられているのですから。
が、何度もやる為には、その役が強い支持を得られなければなりません。
杉村春子さんは、そんな強い支持を受けられてきた、ただ一人の女優さんなのではないで しょうか。
そして今度、この役を大好きな演舞場で、私が演じることになりました。
杉村さんが長い間大事にしてきた、けいの魅力をきちんと理解し、表現できるように誠実 に一生懸命演じてゆきます。頑張ります。

激動の時代を生きた
ある女の魂を揺さぶるー代記ーー

『女の一生』は終戦直前の昭和20年4月に森本薫が文学座に書き下ろし、杉村春子が初演、生涯に947回にわたって主人公のけいを演じ続けた日本演劇を代表する不朽の名作。明治38年(1905)から昭和20年(1945)までのある女の40年間を描いています。
この度、布引けいを演じるのは舞台女優として円熟味を増している大竹しのぶ。大竹は杉村の当たり役『欲望という名の電車』ブランチ、『日の浦姫物語』の日の浦姫役を演じており、満を持して杉村の代表作に挑みます。
その他の出演に、次男の堤栄二に 高橋克実、長男の堤伸太郎に段田安則、次女の堤ふみに宮澤エマ、ふみの夫の野村精三に 林翔太、女主人の堤しずに銀粉蝶、そして、叔父の堤章介に風間杜夫という豪華キャストが顔合わせ、段田安則が演出をつとめます。
令和の今だからこそ心に迫る、明治・大正・昭和を生き抜いた"女の一生"にぜひご期待ください。

【ストーリー】
明治38年(1905年)日露戦争の後―日本がようやく近代的な資本主義国の姿を整え、同時にその動向が世界の国々と絶ちがたく結び合い、影響し始めた時代。戦災孤児の境涯にあった布引けい(大竹しのぶ)が、不思議な縁から拾われて堤家の人となったのは、そんな頃である。

清国との貿易で一家を成した堤家は、その当主はすでに亡く、後を継ぐべき息子たちは まだ若く、妻のしず(銀粉蝶)が義弟・章介(風間杜夫)に助けられながら、困難な時代の一日一日を処していた。甲斐甲斐しい働きぶりを見せるけいは、しずに大変重宝がられ た。同時にけいと同様に闊達な気性の次男・栄二(高橋克実)とも気性が合い、お互いに ほのかな恋心を抱くようになった。
そのけいの思慕とは裏腹に、しずは跡取りであるべき長男・伸太郎(段田安則)の気弱な性格を気がかりに思い、気丈なけいを嫁に迎えて、堤家を支えてもらう事を望んだ。しずの恩義に抗しきれなかったけいは、伸太郎の妻となった。
けいは正真正銘堤家の人となり、しずに代わって家の柱となっていく。担い切れぬほどの重みに耐えながら、けいはその「女の一生」を生きるのである。

時は流れて昭和20年・・・。二つの大戦を経る激動の時代を生きて、今、焼け跡の廃墟に佇むけいの前に、栄二が再び戻ってきた。
過ぎ去った月日の、激しさと華やかさを秘めて、二人はしみじみと語り合うのであっ た・・・。

公演スケジュール

2020年11月2日 (月) ~2020年11月26日 (木)

出演者

布引けい: 大竹しのぶ / 堤栄二: 高橋克実 / 堤伸太郎: 段田安則 / 堤ふみ: 宮澤エマ / 堤知栄: 多岐川華子 / 堤総子: 服部容子 / 職人 井上: 森本健介 / 野村精三: 林翔太 / 堤しず: 銀粉蝶 / 堤章介: 風間杜夫

スタッフ

作: 森本薫 / 補綴: 戌井市郎 / 演出: 段田安則

チケット料金

1等席:13,000円
2等席:8,500円
3階A席:5,000円
3階B席:3,000円
(全席指定・税込)

チケット等取扱

Confetti
e+(イープラス)
ローソンチケット

日本でのチケット購入について

会場
新橋演舞場
公式ウェブサイト
https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/enbujyo_20201031/
備考

※新型コロナウイルス感染症対策のため、座席の間隔を空けて販売いたします。

住所
〒104-0061 東京都中央区銀座6−18−2
お問い合わせ
03-3541-2600

http://www.shochiku.co.jp

詳細はこちら

関連記事はありません。